効果的な手技療法の探求

痛みや不調で苦しんでいる人は多い。病院は人で溢れている。
痛みや不調の原因は1つではなく人それぞれ違うため難しいのだ。
とりあえず痛み止めの薬で痛みは軽減するが、痛みの原因は取り除いてないので薬の効果以上に状態が悪化すれば痛みは消えずに更に強い薬で痛みを押さえる。こうなると薬の副作用も合わさり色々な病気や症状に悩まされることになる。
そして高齢者になれば沢山の薬を飲んで病院通いとなる。
こうなると身体の器質変化と老化が合わさり簡単には治らない。
薬を止める方向へ思考を転換しながら生活習慣を見直し時間をかけて元気な細胞、身体に戻してゆくしかない。
身体を悪くしたのも治すのも自分自身だから。

治療院にも色々な方が来られる。軽い肩こり腰痛の方から、慢性的で問題が多くどこへ行っても良くならない方、高齢で歪みが酷い方、薬を沢山飲んで症状が多い方などなど。同じ腰痛、肩こりでも原因はみな違う。病院のように低周波当てて痛み止めの薬とシップやって、はい終わりというわけにいかない。病院は治らなくても保険診療で安いし肩書もあるから治らなくてもいいが、私のような何の肩書も無い民間療法の治療院は効果が無ければ誰も来ない。だから効果的な療法や技術を磨くため日々の勉強や研究は欠かせない。

これまで多くの手技療法や健康について学んできたが、人それぞれ皆違うので、その人に合った最適な手技を選択して短時間で効果を出すという点において開業してまだ2年半の私は経験不足だ。だから自分自身の身体で試してみる。
農作業で足腰が疲れ腰に痛みがでたらどうやって治すか。
どのやり方が効果的かとやってみる。
長時間トラクターで作業していると首が張って回らなくなる。これはデスクワークやドライバーなど神経使って作業している人と同じだ。
草刈り機で作業してると首肩が張ってガチガチになってくる。これは背中に何かしょって作業してる人と同じ。
釣りに行くと手と前腕が張って首肩背中と硬くなってくる。これは手作業の多い人や家事の多い主婦と同じだ。
暴飲暴食で内臓が疲れると怠くなり腰痛になったり首が張ったりする。内臓の負担を減らし休ませること。
夜勤や寝不足、交代勤務など不規則な生活は自律神経の乱れなどで不調になる。朝日を見て体内時計をリセットしたり自分に合った生活パターンを見つけること。などなど。

人は生活していれば色々と不調がでてくる。原因は色々あるので思い当たる点を改善してゆく。
今は顔面神経麻痺。初めての経験で色々調べて勉強したが、何かをやればスコンと治るものではない。
首や顎周り、顔面、頭部などの張りや圧痛のある部分に刺激を入れたり、目の周りを温めたりをしてる。これをやると首肩こりも楽になる。

自分の身体は痛みや気持ちよさの感覚はわかるが、他人の感覚は皆違うので分からない。男女の違いや年齢の違い、個体差などで皆違うのだ。これは直接本人に感じを聞くことや施術経験を積むことで理解していく以外にない。
家には高齢の両親と妻、太めの娘と細めの息子と年齢性別体格の違う人たちがいるので練習台にはなるな。

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