竹になれ

ドジャーズの山本投手。MLB開幕戦で好投しましたね。
昨年のワールドシリーズでの中0日での連投には驚きました。
トレーナーで柔道整復師の矢田氏が「身体の状態が昨日よりいいから大丈夫」と言われてびっくりでした。
通常の投手は投げた翌日は何も出来ないくらい疲れてぐったりするそうです。
大谷選手もそうですけど何が違うのか?

食事や睡眠などの健康管理に気をつけているのは当然として、特徴的なのは山本は筋トレは一切しないとのこと。
矢田氏は「1つの筋肉を鍛え上げるより、全身の筋肉を連動させて使えば小さい負荷で大きい力が出せて疲れないし故障も少ない」との理論でトレーニングしているようです。
山本は連投しても疲れない身体を目標として長年のトレーニングで「やっとここまで来たけど、まだまだ」と言ってました。矢田氏も山本君の身体はまだ50%と言ってました。理想の身体の使い方を身に付けるのは一朝一夕にはできませんね。

独特のジャベリング(やり投げ)は腕の力で投げても飛ばず、全身をムチのようにして投げないと飛ばないとのこと。
腕の筋肉で投げないように力を抜き、竹のようにしなやかに全身を鞭のように使い投げる。
山本の突っ立ったような独特の投げ方はここからきているのですね。

竹は細く真っ直ぐ伸びてしなやかで台風でも折れない。
中は空洞で節があり軽いけど建築の足場に使うほど丈夫で釣り竿に使うほどしなやかで復元力がある。
外側は強いけど柔軟性があり、中が空気や水で封圧されている。
この構造が強くてしなやかさを作っている。
ペットボトルやエアーベッドもフタが閉まっていれば丈夫で潰れない。

人体もフタを締めて腹圧をキープして体幹を立てる。
呼吸を使い外側は柔軟な筋膜と節に相当する横隔膜や骨盤底筋で腹圧をキープする。これにより背骨の椎間板や背筋の負担を減らすことができる。腕は力を抜いて竹のように体に連動してしなやかに使う。

格闘家で400戦無敗のヒクソングレイシーが電電太鼓のような腕振り運動をしている。腕の力を完全に抜いて体幹を左右に捻じった反動で腕が振れる。
彼もまた器具を使った筋トレは行わず、呼吸と自重を使った柔軟や運動トレーニングをしている。

立つ時も座る時も腹圧を意識して身体を立てる。
竹のように強く真っ直ぐにしなやかにをイメージして。

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