意識が病気を治す

この本は鹿児島で難病患者が全国から訪れる「のじま医院」の院長が書いた本です。
この病院では通常の病院とは違い食事療法や気功、エネエルギー療法、心のケアなどユニークな治療で効果を上げています。
そしてタイトルの「意識が病気を治す」ですが、逆を言えば「意識が病気を生んでいる」とも言えますね。

プラシーボ効果を聞いたことがあると思いますが、身体に何の影響を及ぼさない偽薬を「これはよく効く薬ですよ」と言われて信じて飲むと改善するというもの。
病気に関係なく効果が出る。ポジティブに考える人ほど効果は高い。「どうせ効かない」などどネガティブに考えると効果はない。
つまり意識によって体に変化が現れる。夢と希望をもって前向きに考えると生命力が高まる。生命力が高まれば免疫力も高まり病原菌やガン細胞などを攻撃する力が高まる。人間の身体には外敵から身を守る機能が備わっているし、修復する機能も備わっている。

笑うことも免疫力が高まるから大いに笑った方がいい。
逆に、不安や後悔、不平不満、怒り、悲しみ、妬み恨みなど、ネガティブな感情を持っていると生命力が失われ病気になる。
怪我などの肉体的問題は時間が解決してくれるが、心の持ち方、ネガティブな考えは変えない限り常に体にダメージを与え続けるので影響が大きい。これが多くの病気の原因の一つだ。

思い込みが自分の可能性を閉ざしていることも多い。
お医者さんから「これ以上改善は見込めません」とか「余命1ヶ月です」と言われて落ち込んでその通りになる人と「そんなことない」とあらゆる可能性を探し改善してゆく人がいる。
もう歳だからと老け込んでいる人と活発に動いていて、いつまでも若々しい人がいる。細胞は常に生まれ変わっているのだから老化も思い込みか?

世の中色々なことが起きるけど、小さなことにでも感謝して、良くないことがあっても「何があっても大丈夫」と思っていれば、心や身体へのダメージは防げる。
以前紹介した末期癌で臨死体験をして原因は心の問題だったと理解し1ヶ月で完治したアニータさんのように「病は氣から」は本当だ。

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