腸内環境とアトピー、アレルギー

腸内には多くの微生物が住み、微生物の働きにより食べ物を分解し吸収し免疫機能を働かせている。
外部からの細菌に対して免疫細胞が待機していて退治してくれている。
免疫細胞は外部から入ってくるものに対してこれは体に悪影響を及ぼすから攻撃するもの、これは攻撃しなくていいものと常に学習していて学習した結果は全身の免疫細胞へ伝わり防衛体制がとられている。
近年、問題とならない食品に過剰反応したアレルギーやアトピーの人が増えている。
これは腸内環境が変化したことで免疫細胞の過剰反応を抑えていた細菌が減ったことによるようだ。
日本人は長い間、穀物や野菜、海藻など食物繊維の多い食べ物を食べていた。
それが近年、食の欧米化により食物繊維をあまり取らなくなった。加えて食品添加物の多く入った加工食品を長年食べ、腸内環境が変化し便秘や下痢、アトピーにアレルギー、生命力の低下となっている。
腸に毒素が溜まると腸と隣接している大腰筋や関連する筋肉が緊張し硬くなり体を歪ませる。それが血流やリンパ、体液の流れを悪くし体に不調となって現れる。
アトピーやアレルギーを克服するには食物繊維が豊富な食事を少量よく噛んで食べ、腸内環境を改善しながら体の歪みを整え、体液の流れを改善し体に溜まった毒素を排出する必要がある。
しかし、現代の食事に脳が慣れてしまっているので精進料理のような食事は味気ないと思う。
だけど、アトピーやアレルギーを克服する強い意思があれば克服できるでしょう。

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